6292カワタ優待拡充!一部昇格狙いを感じるおかしな優待政策について



どーも、パクリ先回り投資家こと失業マンです。

本日は先日書くと言ってた6292カワタについて。

12月18日の金曜日昼休みに優待拡充しました。
それも「100株株主に500円のクオカード年に2回」という拡充と言うより新設に近い内容。

これまでは、500株株主に1000円分、1000株株主に1500円分のカタログという内容でした。
それを考えるとかなりの大盤振る舞い。

金曜の終値645円で計算すると、優待利回り1.55%

配当も増額して12円となり、配当利回りも1.86%
合わせて、3.41%と節目の3%を超えたまあまあのレベル。


それよりも失業マンの注目はカワタの優待政策です。
優待導入の経緯を見ると、

15/02/27 優待新設 1000株・1500円分カタログ
15/07/30 優待拡充   500株・1000円分カタログ追加
15/12/18 優待拡充   100株・500円クオカードx2追加

と1年の間に優待新設、分割もないのに拡充を2回もしてます。


このおかしな優待政策に株主数を絡めてみると・・・

14/09株主数 800人
15/02/27    優待新設 1000株・1500円分カタログ
15/03株主数 873人
15/07/30    優待拡充   500株・1000円分カタログ追加
15/07/30    単元1000株⇒100株に変更
15/09株主数 979人
15/12/18    優待拡充   100株・500円クオカードx2追加


15年2月の優待新設は東証2部の株主数基準の800人を維持するためのものだと思われましたが、15年7月の拡充・単元変更を見ると、実は東証一部昇格を狙っていたんじゃないでしょうか?
(それか上場維持から一部昇格に方針を変更。)

15年2月に新設、15年7月に拡充・単元変更したものの、株主数が全然増えなくて焦った。
(500株で1000円カタログではショボすぎるので当然かと思いますが・・・)

で、今回100株で1000円クオカードというインパクトのある優待を再拡充した。

というのが失業マンの予想です。


戦力の逐次投入の失敗例の見本みたいな感じですね。
最初からクオカードにしとけば・・・

カタログ優待はしょぼそうな割に効果ないってことに気づいて廃止もありそうです。
(昇格までは続けると思いますが。)


なお、時価総額は12月18日の終値645円で46.5億なのでこちらは基準を満たしてます。
(ちなみに時価総額が40億円となるのは555円。)

他の指標(12月18日時点)は、

PER 5.31倍
PBR 0.57倍 
概要 プラスチック成型機向け周辺機器大手。乾燥機など主力。海外展開推進。

で、ザ・二部の機械メーカー、というマイナー割安株のようですね。
今回の新設のような拡充で見直されるか。


失業マンは後場寄り前と引け前に優待新設・拡充ないかここを見るようにしているのですが、今回はその苦労が見事活きて、後場寄りで買えました!


でもこうやって書いてるともう少し買っとけばよかったなぁと思ってしまいます笑

ただ、こうやって偉そうに分析してますが、全然違ってただの二部上場維持政策だったらどうしよ。。。

※【追記】いくつかのブログを見るとカワタの狙いはやはり東証一部昇格のようですね!
祝!綿半HD&Minoriソリューションズ東証1部昇格・・・・・100株優待新設のカワタに参戦
カワタが株主優待を拡充!東証一部昇格へ

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