億り人になれば専業投資家になれるのか?という傲慢なお話



どーも、パクリ先回り投資家こと失業マンです。


こんな記事が日経オンラインでありました。

資産1億円でリタイアはダメだよという内容です。


珍しくなくなった(?)億り人

アベノミクスが始まり、「億り人」という言葉が出て、今もですが当時はその響きに憧れました。
なれたらいいなぁって、少年がプロ野球選手を夢見る程度の遠い存在のように思っていました。
億って専業投資家かぁ~と。

しかし、現在、失業マンが見ているブログ主の方々がどんどん億って、億り人もそんなに珍しくない。
失業マンもあと3倍で億という、
田舎高校から甲子園出場して、活躍したらプロのスカウトから声かかるんじゃね?
って感じで夢物語ではなくなっている意外な状況です。
(生意気言ってます。すいません。)

そこで考えるのが、「億り人となって専業投資家デビュー」という夢のキャリア。
億り人となった兼業投資家ブロガーのほとんどが勤め人を続けている現実。

そして、今回の記事。


そのパフォーマンスは実力か?

―なら分配金でのんびり暮らすのはあきらめて、デイトレーダーならどうですか。
玉川:インカムゲインよりは可能性があるかもしれません。実際、私の周辺でも、株をやっている人の中には1億円程度の資産で、株取引しながら暮らせないかと検討する人はいます。ただ、株で成功し、今現在、1億円の資産を持っている人の大半は、アベノミクスに伴う株高で儲けた人で、その人が本当に株の実力があるかは未知数です。
引用元:上記記事
そう、これ。
最近確かに調子がいい。しかしそれは環境に助けられてるだけ。

仮に億り人になれたとして、その後もここ数年のようなリターンが上げられるのかがとても疑問です。
今の失業マンの投資の基本戦略は、(もともと意図したものではないですが結果的に)

上げ相場にレバレッジをかけて平均以上のリターンを得る

であり、投資手法のベースは

みんなが買いに来そうなものを察知して先に買う

です。

つまり、市況がよいから通じる、儲かっているだけであり、ヨコヨコ、ましてや下げ相場で利益を得られかは甚だ疑問です。
先日も「実は全然すごくなかったパフォーマンス」って書いたように、今年のパフォーマンス50%超えは一見すごいですが、その正体は年パフォーマンスが20%あるジャスダック、マザーズ、二部の銘柄にレバレッジかけて買ってるだけだし。

たまに購入理由を忘れるくらい適当に買ってたりして、ぷよぷよで言うと、フィーリング連鎖で勝ち進んでる感じなんです。


1億で専業投資家になれるか?

上記を考慮するとヨコヨコ相場だとしたら失業マンのパフォーマンスは5~10%あればいいほう。
種が1億だとすると、

10%なら

1億 x 10% x 80%(税金分) = 800万円

まずまずよい生活が送れそうです。


5%なら、

1億 x 5% x 80%(税金分) = 400万円

です。

まぁこちらでも家族4人なんとかすごせるか?という感じで、いけそうな気もします。


しかし、上記想定は問題があります。
それは「種が増えない」ってこと。

やはり投資の王道は、利益を再投資して雪ダルマ式に増やす福利効果を享受することです。
それにインフレが来たりしたら大変です。

ってことを考えると、利益の半分は再投資に回したい。

そうするとパフォーマンスを2倍にする必要はありますが、レバレッジを2倍にするのは他に収入のない専業にはリスク高すぎる。
(逆に言うと失業マンはリーマンだから信用全力でやれてる。)


1億では足りない??専業投資家の道遠し

パフォーマンスを2倍にできないなら、種を2倍するしかありません。
億り人になっても兼業のままでいるブロガーさんの理由がわかってきたかも。

そして、仮に億って、2億が見えてきたときには、あれ2億じゃ足りないかも・・・ってなるんかな。
もしももしも2億って3億が見えてきたときには、インフレなんかが起きてて、あれ3億じゃ・・・

仮にもしももしも、3億って、以下ry

という宝くじに当たったら、のような妄想は置いておいて、足元の夏枯れ・暴落懸念の相場の降り時を考えないといけないですね。


※改めて読み返すと完全に増長&天井フラグですね・・・

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